村上春樹さんの最新作「1Q84」発売!
村上春樹の最新作「1Q84」が、今月ついに発売された。
村上春樹さんの作品は、暴力や戦争といったテーマを内包しているせいか、常にダークな空気が立ちこめている気がする。
それなのにあまり重苦しくないのは、ちょっとファンタジックな感じの舞台設定・キャラ設定のおかげかな。けっこうボリュームのある作品が多いけど、一気に読めてしまうのは、巧妙なストーリー展開のせいだろう。始めはまったく関係のない事柄に思えていたことが、巡り巡ってだんだんつながっていくあたり、読んでてワクワクするし、すごく面白い。
「なるほど、そういうことだったのか!
」みたいな、謎解きの楽しさがあるんだよね。
そのへんの面白さを一番感じたのは、「海辺のカフカ」かな。ごく平凡でリアリティのある設定と、ネコと話ができる老人とか戦時下の「奇妙な事件」とかいう非現実的な設定の2つの物語が、だんだんひとつに絡み合っていく面白さ。物語が複雑なだけに、解釈が難しい部分もあるけど、それを自分なりに読み解いていくのも読み応えのひとつだろう。
今回発売されたのは、1Q84 a novel BOOK1と1Q84 a novel BOOK2の2巻組の長編小説。「予断を持たずに読んでほしい」との意向で、内容は一切明らかにされていない。一体、どんな物語なんだろう?このタイトルからでは、まったく想像がつかないな。
もうじき梅雨入りして部屋にこもることが多くなるだろうし、 この新作を読んでみようかな。

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